約90名の仕事が、毎日この上で動く。
- 会社: スパイスファクトリー株式会社(開発元)
- 業種: DX支援・システム開発
- 利用範囲: マーケティングから請求まで(全社)

朝会、経営会議、商談の記録、請求業務。開発元スパイスファクトリーでは、マーケティングから請求までの業務が pickles の本番環境で動いています。毎日使うからこそ、機能の粗は放置できない。この距離の近さが、製品を鍛え続けています。
このページは第三者の導入事例ではありません。開発元であるスパイスファクトリー自身が、約90名の全社で pickles を本番運用している記録です。開発元の利用には「自社製品をよく知っている」「開発チームがすぐ隣にいる」という、お客さまの環境とは異なる条件が含まれます。その前提のうえで、実際の運用と、実測できた範囲の数字だけをお伝えします。
いちばん厳しい顧客は、自分たちでした — ある1日の風景
朝会は、マイデスクと停滞リードから始まる
営業チームの朝会は、各自の「マイデスク」(今日のタスク・担当案件の動き)と、停滞リードの一覧を開くところから始まります。「先週から動いていない見込み顧客は誰か」をシステムが検知しているので、朝会の議題は「データを探すこと」ではなく「どう動くか」になります。
経営会議は、URLの共有で進む
経営会議の売上実績・予測は、保存済みレポートのURL共有で共有されます。会議のための資料作成という工程がそもそもありません。定例で見る分析は保存して定期実行にしてあり、AIによる週次の所見コメントを読み、論点を書き足すのが会議準備です。
商談を終えると、議事録と次アクションが残る
オンライン会議は録画ボットが記録し、文字起こしからAIが構造化された議事録を作ります。人名や社名は案件データを辞書に補正され、「次のアクション」の提案からそのままタスクが作られます。会議の記憶が、個人のメモ帳ではなく案件に残ります。
請求は、予定から自動で生まれる
継続契約の請求予定は毎月自動で生成され、会計システムへはCSVで受け渡します。「請求し忘れていないか」を人の記憶で確かめる業務がありません。
実測できた数字
- 約90名 — 全社で利用(開発チームだけのドッグフーディングではありません)
- 8種 — 本番稼働中のAIエージェント(名刺読み取り・取引先リサーチ・メール下書き・分析Q&A・ナレッジ検索・議事録整形・次アクション提案・音声議事録)
- 44本 — Git 管理された機能マニュアル(機能の更新と同時に更新される)
- 毎週 — 機能改善のリリース(すべてリリースノートで公開)
「導入前後の工数がn%削減」のような効果測定値は、測定条件を揃えて公開できるものから順次追加します。実測できていない数字は掲載しません。
運用から生まれた知見は、公開しています
この運用で得た学びは、製品の宣伝ではなく、同じ課題に取り組む方への一次情報としてオピニオン記事に書いています。
- 数字はコードが作り、言葉はLLMが紡ぐ → LLMに数字を作らせない
- モデルは入れ替わる前提で仕組みに投資する → AIエージェントは「作って終わり」にできない
- 画面を固定・一覧・生成の3層に分ける → すべての画面をAIにしない
